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歯周病は「クスリ」で治せるのか?

歯周病は「クスリ」で治せるのか?

2015年9月19日(土)

熊本市中央区帯山
むし歯予防・歯周病予防
おひさま歯科クリニック
院長の澤幡です。

歯周病は国民病として知られているほど
ごく普通にお口に生じている
慢性の疾患です。

感染症と言われていますが
からだと細菌との均衡のバランスがとれているときは
発症をしないため

日和見感染症といわれることもあります。

感染症ということばで思いつくのは
インフルエンザなどの
空気や人を介した
呼吸器系の疾患を思い浮かべることと
思います。

インフルエンザを治すためのクスリがあり
その使用については賛否両論ありますが、
インフルエンザウイルスがきっけであることがわかっています。
これに
「感染」しないように
マスクをしたり
手洗いをしていけばいいわけですよね。

一方で
「歯周病」はどうか?

慢性の歯周病については
P.g菌という菌が主に「悪さ」をすることがわかっています。

これをたたいて
撲滅してしまえばいいという
発想がでてきます。

実際この菌を「抗生物質でたたこう!」と
試みた研究がありました。

研究の結果でのこたえは
一時的に菌はへるものの
「すべてなくなってしまう=0」になる
ことはなく

時間の経過とともに
ふたたび菌が増え
「体の抵抗力=免疫と均衡が保つところ」で落ち着き
潜伏します。

歯周病の菌は
このように
「常に体に住みついている=常在菌」といわれています。

常在菌には
ひとそれぞれ
そのコミュニティーが形成されており

抗生物質に抵抗するような
保護膜のようなバリアを形成することもあります。

バイオフィルムという形状をした
このコロニーのかたまりの総体のことを
「プラーク」といい

これをとるには
現在のところ
「歯ブラシ」や「フロス」などを使って
機械的に除去することしか
我々にはできないことが
わかっています。

結論は

歯周病は「クスリ」では治せません。
一時的に歯茎が腫れたり
痛んだりした際には効きますが

症状を和らげるだけにすぎず

根本的には
体に病的な影響がおよばない範囲を目指して

歯磨きや歯石をとるなどの
機械的な除去をすることしか
できないのが
現状になります。

そう考えますと
いかに歯磨きをすることが大切か

ということがわかります。

毎日の歯磨き
大切にしていきたいですね。


歯石ができやすい人は、治りやすい?

2015年9月16日(水)

熊本市中央区帯山
虫歯予防・歯周病予防
おひさま歯科クリニック
院長の澤幡です。

お口の中の
磨きのこしがあるところに
プラークという細菌のかたまりが
できてきます。

ここに唾液からのミネラルが沈着すると
「歯石」といわれる
沈着物が形成されます。

この「歯石」
邪魔なものなので
どうしてできるのかな〜?と
長年疑問に思っていたのですが

最近、面白いことがわかりました。

歯石の役割の1つに
「歯周病菌などの菌を封じ込めること」

があるようです。

菌を封じ込めることで重篤化を食い止めようとしているのですね。

「じゃあ、残していてもいいじゃない」

という発想もありますが

歯磨きしづらく、汚れが落ちにくいので
とるのが、やはりベストです。

歯石がつきやすい方は
実は

歯周病が治りやすいケースが多いです。

菌を封じ込める力が強いので
菌に対抗する力が強いからだと思います。

歯石がつきやすい方は、
歯科医院での
歯周病治療に反応しやすいので
よく治る

歯石がつきやすいのは
歯磨きの仕方によることもありますが
いくら歯磨きが上手でもつきやすい方もいます。

日常診療をしていて
人によって千差万別だなと感じます。
まずは、気兼ねなく歯科医院を受診されて
相談されてみてくださいね。


あなたは、むし歯になりやすい?歯周病になりやすい?

2015年9月15日(火)

熊本市中央区帯山
虫歯予防・歯周病予防
おひさま歯科クリニック
院長の澤幡です。

9月になって涼しくなりました。
過ごしやすい一方で
気温の変化により
体調をくずしやすい時期でもあります。

体調にはくれぐれも気をつけてお過ごしくださいね。

さて、今日のテーマは
「虫歯になりやすい?歯周病になりやすい?」です。

虫歯のなりやすさ
歯周病へのなりやすさは

人によってさまざまです。

遺伝もあるでしょうし
環境や生活習慣も関係していることがございます。

そんな中
毎日の診療でお口を拝見していて気づくことがございます。

虫歯になりやすい方は、歯周病になりにくい

歯周病になりやすい方は、虫歯になりにくい

そんな傾向があるんです。

仕事をしていると
多くの歯科医療従事者は感じていることと思います。

最近、歯周病治療の研修会に参加したのですが
この裏付けとなることを学びました。

それを皆様とシェアしたいと思います。

虫歯の菌は、グラム陽性菌という菌の分類に属します。
酸素があっても十分生きていける菌です。
酸素があっても生きていけるので、
目に見える歯や歯茎の上の方に生育しています。

一方で
歯周病菌
これはグラム陰性菌というグループに属します。
特徴のひとつとして、
酸素のない環境が大好きです。
なので、主に歯と歯茎のさかいめの歯肉溝というところに生育しています。
歯肉の中や、ベロの上にもいるとのことが
最近の研究でわかっています。

この2つの
グラム陽性菌と、グラム陰性菌
じつはお互いに共生しているんですね。
拮抗しあうこともあるし
共存しちゃうこともあるんです。

人によって
グラム陽性菌が強くて活発な場合
グラム陰性菌が強くて活発な場合があるんですが

このような時は
強く活発になった方が
一方を
抑える力があるようです。

こうして

陽性菌が強い場合には、虫歯に
陰性菌が強い場合には、歯周病に

なりやすい傾向があるようです。

本当はどっちもおさまってくれるといいのですが

それには、
毎日のセルフケアが重要になってくるようです。

どちらの傾向があるかを知ることで
具体的な治療や予防のプランを考えることができます。

皆さんは、どちらでしょうか?

虫歯傾向でしょうか?
歯周病傾向でしょうか?


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