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おひさま歯科クリニック

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酸蝕症

酸蝕症

2013年11月1日(金)

こんにちは。
熊本市帯山 おひさま歯科クリニッック
院長の澤幡です。

いい天気です!
どこか旅行にいきたいですね〜

朝夕の冷え込みはありますが
それを除けば
すごしやすいです。

寒くなるとともに
多くなってくるお口で気になることに
「歯の知覚過敏」があります。

つめたいものでしみる
あついものでしみる
かむとしみる

いろいろあるかと思います。

今日は
しみる原因のひとつをお伝えします。

「酸蝕症」というものがあります。

「歯の表面が化学的にとけてしまうこと」
なのですが

日常口にするものが
その原因として考えられます。

たとえば
柑橘系。
レモンはpHが2.1
グレープフルーツはpHが3.2
オレンジがpHは3.5です。

どれも酸性が強いことをしめしていますので
歯が溶けやすいのは想像できます。
意外なものでは
味ぽんがpH3.8
醤油がpH4.7
となり
ドレッシングはpH3.1〜4.0を示しています。
だいたいの液体の調味料は酸性を示しています。

次に代表格の炭酸ジュース
これは
コーラでpH2.2
三ツ矢サイダーでpH3.4
ポカリスウェットでpH3.5となります。

一方でお茶はpH6.2
水がpH7.0

歯がとけてしまうのは5.5からになりますので
これだけみていても
歯にとっては「水」「お茶」がいいようです。

お酒好きにはびっくりなのですが
ビールはpH4.3
さつま白波はpH4.9
女性の大好きな梅酒はpH2.9になります。
白ワインはpH3.3
赤ワインはpH3.4

一方ジンだけがpH8.3となります。
ただジンだけで飲む方はいないと思いますので、
炭酸やレモン汁などを加えますから
pHは低い値になります。

では、どうしたらいいのでしょうか?

食事と一緒にたべれば少し溶ける影響がへります。

チーズと一緒にワインを飲むというのは
利にかなっていると

きいたことがあります。
ワイン単独で飲むのは危険ですが(もちろん歯にとってはですが)
おつまみと一緒においしくいただくのが
おすすめです。

つばの働きを促すためにも
食事中の飲用は効果的です。

それでもお酒をダラダラ飲んだりすれば
その分歯を溶かすリスクもたかまりますし、
そのまま歯も磨かずに寝てしまうことが多いでしょうから
ほどほどの量が

身体にも
歯にもいいようです。


よく視て診断!

2013年8月9日(金)

院長の澤幡です。

むし歯を診断するときには

穴があいているのか
そうでないのか

むし歯の表面がざらざらしているか
ツルツルしているのか

そのむし歯が進行しそうな状態なのか
それとも
むし歯が進行しそうにない状態なのか

それを診療室でどのように診断していくか

この診断のために

むし歯らしきところを

「よく視ること」

そして

「触ること」(もちろん専用の器具を使ってですが)

が大切になってきます。

今日の診療でも
むし歯らしきところを「しっかり視て」、器具を使って「触って」
しっかりと診断してまいります!

そうすることで

多くの歯が守られます!
歯を削らずにすむ場合もたくさんあるからです。

でも

削らずにすむ場合でも

何もしなくていいのか?

答えはノーです!

むし歯は
変化するんですよね。

変化する過程をコントロールできればいいんですが、

じつは僕たち歯科医師がコントロールできるものではないんです。

あくまでコントロールできるのは
皆様がどうするかにかかっております。

歯科医師の役割は
診断と予後、
そして何らかの行動が必要であるかどうかを報告することにあります。

もちろん穴があいてしまったら
お掃除しにくいので
つめなくてはいけませんが、

そうでないまだ穴があいてない状態なら
経過をみていい場合があり

そのような場合の話に限ってということになります。

ですので

定期的に歯医者さんにきても

皆様の行動が何かかわらなければ

何もかわらない

定期的来院していても
むし歯が進行してしまう

そんなことも起こりえます。

ですので
歯医者さんにこられたら
何か行動をかえてみようかな

思っていただけたらな
と思います。


中から溶ける? 〜表層下脱灰とは?〜

2013年8月9日(金)

院長の澤幡です。

今日は
「表層下脱灰」
というやや難しいことについてお伝えします。

むし歯菌が発酵性炭水化物を食べて、
うんちとして出す「酸」によって
歯はとけてしまします。
もちろん1日、2日ではとけません。
長い時間をかけて次第に溶けていくわけです。
個人差はありますが。

どのように溶けるか?

お口の中の歯は
カルシウムやリンなどの物質をお口の中の環境とやりとりをしています。

溶けたり、チャージしたり。
その繰り返しで現在の歯は保たれています。

このバランスが崩れたときに
むし歯が進行してしまうんですね。

エナメル質というのは歯のはえはじめの頃は、
表面にぼこぼこと穴があいています。

このためとても「酸」に対してとても弱いです。
しかもはえはじめの頃は、上下の歯がかんでないことが多いので
お口の中のプラークがたまりやすい傾向にあります。
プラークがふれてしまうところはより歯が溶けやすくなります。

はえはじめの歯はお口の中のミネラルを取り込んでいきながら
次第にかむようになってきます。
ある程度とりこんでいけば、
「酸」にたいして対抗できる状態ができあがります。

この時にできることはないか?

月並みですが
やはり
「適切な歯磨き」
が大切になります。

ミネラルの溶け方、チャージの仕方は
いろいろありますが、
実は歯は表面から溶け始めるのではなく、
中からとけるんですね。
このことを「表層下脱灰」といいます。

学生のころこの真実を理解するのに
苦労しました。

なぜ中からとけるのか?

今有力な説は
歯の表面は唾液(つば)がふれていて
守ってくれているからということがあります。
具体的には唾液に含まれるタンパク質(プロリンやスタセリン)が
守ってくれているようです。

歯の中から溶けてしまう
「表層下脱灰」は
皆様が鏡で見てもちょっとわかりにくいので
一度歯科医院にいらしてみてください。
僕たちの目でしっかりと見つけていきます。

そして対処するために
フッ素を利用したり、
楽にプラークを落とせる歯磨きの仕方を一緒に練習したり
食生活の問診を通じた生活習慣の改善を一緒に考えたり

などなどのご提案をいたします。

「はい、むし歯です。」
「はい、すぐに削りますね。」なんてことはしませんので
安心していらしてくださいね!


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