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白いむし歯 or 黒いむし歯?それが問題だ…

白いむし歯 or 黒いむし歯?それが問題だ…

2013年10月12日(土)

熊本市帯山 おひさま歯科クリニック

院長の澤幡です。

 

いやー、晴れましたね〜!

最高の土曜日です。

こんな日はどこかドライブや公園に

行きたいところです。

この連休は晴れが続くということで

お天気はバッチリですね!

さて、

本日のテーマは

「白いむし歯 or 黒いむし歯?それが問題だ…です。

鏡でお口の中を見たときに

「あれっ、黒い!むし歯では・・・」

と気づき歯科医院に来院される方が多いです。

歯科医院に行った結果

「黒いから削りましょうね〜。」といわれ

気がついたら銀歯がたくさん入っていた。

こんなことが昔むかしの歯医者さんではたしかに行われていました。

これはまだ

むし歯に関する詳細がわかっていなかった時代の話です。

平成も25年目になり

むし歯についてわかってきたことが

たくさんあります。

むし歯に関する学問のことを「カリオロジー(う蝕学)」といい、

日本を含め世界中の研究者がこの学問を体系づけました。

その中で

わかってきたことのひとつに

「むし歯の進行や抑制は、コントロールできるものである」

ということがあります。

むし歯は溶けたり、

溶けたところが回復したりを繰り返しています。

 

ただ

穴があいてしまったら

回復が難しくなります。

このときは

どうしても、「つめる」ことが必要になります。

これはあくまでも「おそうじしやすくするため」であり

治したことにはなりません。

本当の治したことになるのは

再発がないことになりますが

これを

全員のひとが達成するには

難しいのが現状です。

(個人レベルの問題はもちろんのこと、

ひとり一人のおかれている環境や、政策・経済的な事情の違いなどいろいろな背景があるからです。)

 

今はあくまでも「再発するリスクをさげること」

というのが治療の目標になります。

 

前置きが長くなりました。

 

白いむし歯

黒いむし歯

一見すると

黒いむし歯が危険な感じがします。

その成り立ちを考えてみると

その違いがわかってきます。

「黒いむし歯は」

かつて溶けかかっていた歯の溝などに

黒色色素産生菌という菌が色をだし

その色が歯に取り込まれてしまった結果

黒いむし歯のようになってしまいます。

また

とけかかった歯に食べ物などの色素が取り込まれてしまった場合にも

色が黒くなることもあります。

 

「白いむし歯」

実はこちらが危険です。

今まさにとけはじまり、進行中のむし歯はこのように見えるのですが、

溶けたところは

歯の結晶構造がかわるため

光の屈折や反射がかわってしまいます。

すると、

まわりの歯よりも

白色が強くみえるか

クリーム色になって見えてきます。

でもこの部分をみつけるのは

至難の業。

 

トレーニングをうけないと

なかなか気づきません。

ですので

これを見つけて、

実際それが進行するのか

進行しているのか

それとも停止している傾向にあるのか

リスクを踏まえた上で

診断するのが

わたしたち歯科医の仕事になります。

 

黒いかそうでないか?

このことは皆さんも気づきやすいと思います。

お暇なときに

鏡をみて

ぜひお口の中をチェックしてみてくださいね。

黒い場合はむし歯が停止している可能性が高く

白い場合は現在進行中の可能性があります。

 

元気は健口から

今日も素敵な1日をお過ごしください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


   

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