熊本市帯山 おひさま歯科クリニック院長の澤幡です。
今日のテーマは「歯周病はうつる?」です。
むし歯の菌は1歳半から2歳半の間に
近親者、特にお母さんからの感染によって
定着していきます。
一方、歯周病はどうなのか?
歯周病の感染のスタートは高校卒業ぐらいから
つまり19歳ぐらいから感染を開始し、
30歳ぐらいには菌が定着しています。
この時期に、家族間であるとか
親しいお友達から
感染がおきるといわれています。
この時期に感染することをかんがえると
歯周病の菌は
「うつる」と
考えていいと思います。
しかし、歯周病が発症するかどうかは
別ですので
歯周病がうつるとは考えにくいということになります。
発症するターニングポイントは何か?
「歯茎からの出血」
30歳以上でこの兆候がみられてきたら
歯周病が発症します。
そこで
予防するには
「出血をへらす」
もしくは
「出血させない」
ようにするために
プラークコントロール
歯磨きを正しく行ったり
フロスや歯間ブラシのような
歯ブラシ以外の専用の道具でお掃除することが必要になってきます。
「歯茎からの出血」
気をつけていきたいですね。